景気、増税前から停滞 GDP改定値 7〜9月ゼロ成長
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 今回の改定は財務省が2日に発表した10〜12月期の法人企業統計を反映し、主に設備投資が下振れした。
過去のデータにも遡って計算し直した結果、7〜9月期分も下方修正された。GDPの推移を見る限り、
増税前の駆け込み需要があまりなかったにもかかわらず、増税後の落ち込みだけが大きかったことになる。
 GDPのマイナス幅は前回の増税後の14年4〜6月期(7.4%減)に近づいた。今回10〜12月期は増税に
大型台風や暖冬などの天候不順が重なった影響もある。ただ税率の上げ幅は2%と前回の3%より小さい。
さらにキャッシュレス決済のポイント還元など様々な家計支援策を打ったことを考えると、景気の基調の
弱さが浮かぶ。