【ワシントン共同】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州で予備選の開票が17日、順次始まった。中道バイデン前副大統領(77)が優勢で、大勝すれば党指名獲得へさらに近づく。サンダース上院議員(78)は巻き返しを狙うが、3州の支持率で大きく後れを取っており、大敗すれば撤退表明の時期が焦点になりそうだ。

 17日は中西部オハイオ州でも予備選が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で投票所が閉鎖され、延期となった。外出を控える動きも広がり、投票率の低下が懸念される。

2020/3/18 08:39 (JST)
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