新型コロナウイルスに感染しているとウソをつき、店の営業を妨害したとして、栃木県警宇都宮南署は2日、宇都宮市茂原町、自称自営業の男(65)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。

発表によると、男は2日午後2時50分頃、市内の家電量販店「ケーズデンキインターパーク宇都宮」で商品の説明を受けている最中、店員に向かってせき払いをしながら「病院で検査を受けてコロナだって言われた」などと発言。店側に店内の客を避難させるなどして、営業を休止させた疑い。調べに対し、「全く事実と違います」と容疑を否認しているという。

同署が県や市の保健所に問い合わせたところ、医療機関を受診した記録は確認されなかった。

2020/04/04 13:42
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200404-OYT1T50109/