【中川】上川管内中川町が所有し、札幌市の合同会社が運営していたエゾシカ解体加工処理工場の敷地と建物内に、シカの頭部などの数十頭分の残骸が腐敗した状態で放置されていることが9日、分かった。町によると、工場は今年1月ごろに操業を停止し、会社は近く破産手続きに入るため、町が残骸を処分する。

町によると、工場は札幌市の合同会社が国の交付金2500万円や町の補助金1800万円を活用して町所有の建物を改修し、加工機器を購入して整備。2017年3月に操業を始め、町内の猟友会から引き取ったシカを解体し、ペットフードや食肉に加工していた。

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04/10 02:08 北海道新聞
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