岐阜県各務原市で走行中の車にわざとぶつかり、「メガネが壊れた」として弁償代をだまし取る当たり屋行為をしたとして57歳の無職の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは住所不詳・無職の佐々木昇容疑者(57)です。

 今年1月、各務原市那加桜町の路上で走行中の車にわざと自転車でぶつかり、「壊れたメガネのお金をくれ」などと言いながら、あらかじめ準備していた壊れたメガネを見せ、運転手の女性(43)から弁償代として現金2000円をだまし取った疑いが持たれています。

 警察によりますと、4月22日にも「メガネが壊れた」とする当たり屋が現れたことから、警察が駆け付けたところ、周辺で目撃情報に似た背格好の佐々木容疑者を見つけ、逮捕に至ったということです。

 調べに対し、佐々木容疑者は「覚えがありません」と容疑を否認しています。

 警察によりますと、各務原市内では2019年5月ごろから「メガネが壊れた」などと弁償代を迫る当たり屋行為がこの2件を含めて9件相次いでいて、警察は佐々木容疑者が繰り返し「メガネが壊れた」とする当たり屋行為をしていたとみて余罪を追及しています。

東海テレビ
4/23(木) 5:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00028177-tokaiv-soci