4/23(木) 22:07配信
熊本日日新聞
 
 熊本市は23日、同市中央区の熊本地域医療センターに勤務する50代の女性臨床検査技師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同センターでの感染確認は、看護師2人に次いで3人目。県内の感染確認は44人(うち同市36人)となった。

 市の調査によると、臨床検査技師は看護師2人との接触はなかったと話している。大西一史市長は23日の記者会見で「院内感染の可能性もあるが、現段階で感染経路は不明」との認識を示した。

 同センターで最初に感染が確認された40代女性看護師は、11日に感染が分かった70代男性医師を診療。臨床検査技師は、男性医師との接触は確認されていない。

 市によると、臨床検査技師は19日に発熱などの症状が出た。症状が続いたため、23日にPCR検査を受け、陽性が確認された。20日以降は自宅で療養しており、外出はしていない。13日と、15日〜19日朝まで出勤しており、市は接触者の確認と検査を進める。

 市は23日までに、看護師2人の接触者47人にPCR検査を行い、全員の陰性を確認している。(隅川俊彦)

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