5/26(火) 13:59配信
産経新聞
 
 公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が検討している来年からの9月入学制度の導入に否定的な考えを示した。「4月入学で世の中が循環するサイクルが出来上がっている。9月入学に変えると学校現場のみならず幅広い影響が予想される」と指摘。「新型コロナで学ぶ機会が削られたことへの対応とは別に、幅広い観点から時間をかけた議論が必要だ」と述べ、新型コロナ対応と切り離した検討を求めた。

 公明党内では9月入学の議論が重ねられているが、慎重論が広がっている。山口氏は休校による学習の遅れについて「他の方法による学びの機会回復もあり得る」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200526-00000526-san-pol