東京都の30日の新規感染は14人で、2桁になるのは5日連続。感染経路不明者は6人だった。都は感染拡大の兆候があれば、警報に当たる「東京アラート」を発動するとしており、数値的な目安として、直近1週間の平均で@1日あたりの新規感染者が20人未満A新規感染者に占める感染経路不明の割合が50%未満、加えてB週単位の感染者増加比が1未満――の3指標を示している。

 30日時点で@は13・4人Aは53・2%Bは2・29となり、ABの2指標で上回った。都は発動については、都内の医療提供体制なども考慮し総合的に判断するとしているが、警戒が必要な状況になっている。【竹内良和】

毎日新聞 2020年5月30日 22時33分(最終更新 5月30日 22時33分)
https://mainichi.jp/articles/20200530/k00/00m/040/187000c