東京都交通局は25日、都営新宿線一之江駅(江戸川区)に勤務する30歳代の男性駅員が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 発表によると、駅員は窓口業務も担当していたが、アクリル板やビニールカーテン越しに対応していたことから、乗客は濃厚接触者には該当しないとみられるという。同局は同僚の駅員2人を自宅待機とした。

 区部にある都立特別支援学校でも、50歳代の女性教員の感染が確認された。都教育委員会によると、濃厚接触したと認定された児童が在籍する1学年を7月2日まで閉鎖する。同校では19日に別の教員の感染が判明しており、2人は職員室で向かい合って座っていたという。

読売新聞 2020/06/26 07:56
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200626-OYT1T50137/