新型コロナウイルスの影響で北海道産の牛肉の消費が落ち込む中、札幌市の学校給食にA5ランクの道産黒毛和牛が出されました。

札幌市清田区の北野小学校では、2日の給食でオホーツク海側の佐呂間町産のA5ランクの黒毛和牛が提供されました。メニューは野菜もたっぷりの牛丼です。

子どもたちは特別な給食をおいしそうにほおばっていました。

2年生の男の子は「すごくジューシーでおいしかったです。すぐに食べ終わってしまいました」と話していました。

これは、新型コロナウイルスの影響で道産牛肉の消費が落ち込んでいることから、生産者を支援しようと北海道が提供したもので、道内のほかの小中学校でもこうした道産牛肉の給食を提供することにしています。

北海道畜産振興課の余川達也課長補佐は「子どもたちにも大変好評で、生産者にとって励みになると思う。子どもたちには、道産牛肉を食べるきっかけになってくれればうれしい」と話していました。

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2020年7月2日 18時49分
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