朝鮮半島付近にある低気圧に向かって湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部を中心に10日午後、非常に激しい雨が降った。気象庁によると、この低気圧が東へ進み、梅雨前線の停滞も続くため、11日は九州北部を中心に東日本、東北までの広い範囲で大雨となる恐れがある。

をのぞいて雨は一時的に小康状態となる。ただ、前線は再び北上し、少なくとも14日までは停滞が続くとみられ、警戒が必要な状況は来週にかけて続くという。気象庁は、引き続き土砂災害や河川の氾濫(はんらん)に厳重な警戒を呼びかけている。

 11日午後6時までの24時間に予想される降水量は多いところで、九州北部250ミリ、四国200ミリ、東海と九州南部180ミリ、北陸150ミリ、東北と関東甲信、近畿120ミリ、中国80ミリ。

 12日午後6時までの48時間では多いところで、東海と九州北部250〜350ミリ、四国と九州南部200〜300ミリ、関東甲信と北陸、近畿150〜200ミリ、東北120〜200ミリ、中国80〜130ミリと予想される。
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