現職や前の知事など7人が立候補した鹿児島県知事選挙は、12日、投票が行われました。NHKの出口調査によりますと、新人で、九州経済産業局の前の局長の塩田康一氏と、現職の三反園訓氏の争いとなっています。

鹿児島県知事選挙に立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属で、
▽元高校教諭の武田信弘氏(66)
▽共産党が推薦する医師の横山富美子氏(73)
▽鹿児島テレビ元アナウンサーの青木隆子氏(57)
▽自民党と公明党が推薦する現職の三反園訓氏(62)
▽立憲民主党県連が推薦する前の知事の伊藤祐一郎氏(72)
▽九州経済産業局の前の局長の塩田康一氏(54)
▽鹿児島大学の元特任助教の有川博幸氏(61)
以上の7人です。

投票は、午後8時までに締め切られ、早いところでは開票が始まっています。

NHKは、投票日の12日、鹿児島県内の32か所の投票所で投票を済ませた有権者2917人を対象に出口調査を行い、およそ74%にあたる2164人から回答を得ました。

出口調査では、
▽新人で九州経済産業局の前の局長の塩田氏と▽自民・公明両党の推薦を受けて2期目を目指した現職の三反園氏の争いとなっています。

また、11日までに、有権者のおよそ17%にあたる23万6000人余りが期日前投票を行っています。

NHKが、選挙期間中の6日間、9か所から10か所の期日前投票所で、投票を済ませた有権者5490人を対象に行った調査では、塩田氏が、ほかの候補を上回りました。

2020年7月12日 20時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012511541000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/K10012511541_2007121955_2007121958_01_02.jpg