名古屋市天白区のドラッグストアで、「俺コロナなんだけど」と言い、咳をするなどして業務を妨害した罪に問われている無職の男の初公判が、22日開かれました。

 名古屋市天白区の無職、中山浩一被告(49)は、ことし3月、天白区のドラッグストアで、「俺コロナなんだけど。俺陽性」などと話し、咳をするなどして店内の消毒を余儀なくさせるなどした威力業務妨害の罪に問われています。

 22日の初公判で中山被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察側は、「コロナを装えば目立つと思って犯行に及ぶなど、自己顕示欲を満たそうとしたもので悪質」などとして、懲役1年6か月を求刑。

 一方、弁護側は、「冗談で言っただけで計画性はない」と執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は、8月12日に言い渡される予定です。


7/22(水) 17:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200722-00017635-cbcv-soci