政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は5日、お盆休みにおける帰省の在り方について記者会見し、十分な感染症対策をとってほしいとした上で、対策が難しい場合には「帰省はできれば控えていただきたい」との見解を明らかにした。

尾身会長は、帰省をする場合には手の消毒や大声を避けるなど基本的な感染防止対策を徹底してほしいと説明。「特に大人数の会食を避けてほしい」と述べた。政府に対し、国民にメッセージを出すよう求めた。

政府は今週後半に分科会を開き、注意喚起のあり方などについて議論する予定だった。

2020/8/5 18:27 (JST)8/5 18:39 (JST)updated
https://this.kiji.is/663675133134931041?c=39550187727945729