総務省は先週1週間に、熱中症により救急車で運ばれた人が6600人を超えたと発表しました。

総務省消防庁によりますと、3日から9日の間に熱中症で救急搬送された人は6664人でした。
前の週の3426人に比べ、倍近くにまで急増しています。

このうち半数以上は入院の必要のない軽症でしたが、3%ほどの人が3週間以上の入院が必要な重症者で180人でした。
また、死亡者も10人に上っています。運ばれた人の6割近くは65歳以上の高齢者でした。

熱中症になった場所は家の中が一番多く、4割ほどに上りました。
消防庁では室内の適切な温度調整やこまめな水分補給のほか、暑い場所ではマスクを外すことなども呼び掛けています。
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