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１４日午前９時ごろ、富山県魚津市大海寺新の魚津署桃山公園前交番の入り口前にクマ１頭がいるのを、署員が目撃した。
署員が様子をうかがっていると、クマは交番のガラス戸に体をぶつけ、その後市道を横断して海側へ逃げていった。
けが人はなく、交番が壊れることもなかった。

同署によると、クマは体長約１メートル。当直勤務を終えて帰ろうとした署員が交番の中から外を見ると、クマがいたという。
現場は近くに果樹園があり、餌を求めてうろついていた可能性がある。魚津桃山運動公園も近く、署員や市職員、
猟友会員がパトロールした。同署は１５日朝も住民に警戒を呼び掛ける。

長谷臣康（とみやす）副署長は「交番にクマが出るとは。けが人がなくてよかった。近隣の人はなるべく外出を控え、
何かあればすぐに１１０番してほしい」と話した。


クマが入り口のガラス戸に体当たりした魚津署桃山公園前交番＝魚津市大海寺新
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