https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202009/0013711095.shtml

兵庫県丹波市は、インターネットの官公庁オークションに公用車を初めて出品する。
対象は市消防本部が2010年から今年3月まで使い、更新時期を迎えた、高規格救急車
(トヨタ・ハイメディック)1台で、走行距離は20万2558キロ。

市によると公用車は従来、市内の自動車業者へ売却しており、緊急車両は解体して鉄くずにしていた。
ただ、他の自治体ではネットオークションで高値で落札される例もあり、公有財産の有効利用と
自主財源確保のため、ネット大手「ヤフー」運営のオークションへの出品を決めた。

出品車両の予定価格は20万円に設定する。売却後の用途として、民間の医療機関による
緊急性の低い患者搬送や、キャンピングカーへの改造などが想定されるという。

入札参加の仮申し込みと保証金の納入期間は、10月22日午後1時〜11月9日午後2時。
10月28日〜30日各午後1〜5時には市消防本部(同市柏原町母坪)で下見会(要予約)を開く。
入札手続きの詳細は市のウェブサイトに掲載している。

丹波市が出品する高規格救急車(市提供)
https://i.kobe-np.co.jp/news/tanba/202009/img/b_13711097.jpg
https://i.kobe-np.co.jp/news/tanba/202009/img/b_13711096.jpg

令和2年度 第1回インターネット公有財産売却について
https://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/gyouseikeieika/internet.html