今年7月、沖縄・那覇市松山の路上で県内に観光で訪れていた観光客男性を集団暴行し、怪我をさせたとして暴力団組員ら4人が28日までに逮捕された。
凶器準備集合と傷害の容疑で逮捕されたのは上原智史(35)容疑者、上原信次郎(32)容疑者、玉城慎二(31)容疑者と無職の長嶺一正(28)容疑者。

事件は7月5日、沖縄随一の歓楽街・那覇市松山で起きた。
上原容疑者ら4人は路上で観光客の男性2人に対し特殊警棒で頭を殴ったり蹴ったりする暴行を加え、打撲などの怪我を負わせた。
事件から5日後に「集団リンチがあった 相手は暴力団だ」という匿名の通報があり事件が発覚。
現場近くの店舗に設置されている防犯カメラには犯行の一部始終が映っていた。
逮捕されたうちの3人は沖縄の指定暴力団・旭琉會(きょくりゅうかい)二代目功陽一家の構成員。
長嶺容疑者は構成員ではないものの、暴力団を行動を共にし過去に逮捕歴があるという。
4人とも調べに対し黙秘している。

一方、被害に遭ったのは観光で沖縄を訪れていた50代男性(埼玉県・自営業)と知人の40代男性(福岡県・会社員)。
なぜか暴行された事実を認めず「自分で転んで怪我をした」などと話し、診断書も見せようとしないという。

犯行動機や容疑者4人と被害者2人の関係性とは。
警察が事件に至った経緯や背景を詳しく調べている。

沖縄テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cac96bcc4f54f112f7eaef0ca52617f2efca772