【ニューヨーク共同】米金融サービス会社パイパー・サンドラーが9日までにまとめた米国の10代を対象にした2020年秋の調査によると、年間消費支出額は前年比9%減の2150ドル(約22万7千円)と01年の開始以来、最低となった。最高だった06年春(3023ドル)より約3割少ない。新型コロナウイルス感染症の流行による外出自粛や、景気悪化が響いたとみられる。

 この調査は春と秋の年2回実施しており、今秋は8月19日〜9月22日に行った。対象者約9800人の平均年齢は15.8歳で、8%が本人を含めた家族の誰かがコロナに感染したという。

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