>>628
本当

http://jp.jnocnews.jp/news/show.aspx?id=52496
人民日報海外版

いろいろな場で、日本はケ小平の「一国二制度」を手本にし、都道府県を「一国多制度」にと提唱されていますね。
なぜ中国の政策を参考にされるのですか。

川勝 20歳のころに『毛沢東選集』(日本語版)全巻を読み、毛沢東の「農村(農民)が都市(ブルジョア)を包囲する」という理論に興味を持ちました。
静岡県には、富士山を始め、南アルプス、伊豆半島、浜名湖などがあり、自然の豊かなところです。しかし、一地方都市ですし、農村もあります。
一方、「富士」と名のつく山は、実は静岡県だけではなく、北海道には利尻富士、蝦夷富士、東北には、青森県の津軽富士、岩手県の南部富士など、
日本全国どこにでも富士があります。つまり、日本は「富士の国」です。
そこで、毛沢東の「農村が都市を包囲する」という理論を応用して、「『富士山連合』をつくって日本最大の大都会(東京)を包囲する」という、
東京中心を脱却して地域分権を目指す構想が生まれたのです。
昨年本県は、それを「“ふじのくに”づくり」として宣言しました。

毛沢東の「一国社会主義」の後、1978年からケ小平が中国を改革開放路線に導きました。
97年に香港が返還された際に「一国二制度」を提唱されたのを聞いて、これは面白い制度だと思いました。
日本は「一国二制度」の考えに工夫を加え、さらに発展させて、「一国多制度」をつくることができたらよいと思います。