“かりぐらし”で再出発を支援

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210118/1010016703.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

長野県社会福祉協議会は新型コロナウイルスの影響で仕事や住まいを失った若者などの
再出発を応援しようと、シェアハウスを提供したうえで就労支援などに応じる取り組みを始めました。

「かりぐらしスタートプロジェクト@ながの」と名付けられた取り組みは、
長野県社会福祉協議会が先月から始めました。
シェアハウスとして提供されるのは長野市内にあるアパートで、
和室が3部屋あり、1部屋に最大3人まで入居できます。
居間や台所、風呂などは共用で、寄付された家具や家電などが備え付けられています。

1か月の家賃は1人あたり5000円で、最長で半年間利用できるということです。

新型コロナの影響で仕事を失った人や、大学を中退した学生など県内外の若者の利用を想定していて、
被災地で支援活動などを行う災害NGOのスタッフがコーディネーターとして生活の相談に応じ、就労支援も行います。
若者の再出発を支援するとともに県内への移住を呼び込もうという試みで、
県社会福祉協議会によりますと新型コロナの影響を受けた若者を対象に
住まいと就労をセットで支援する取り組みは全国でも例がないとみられるということです。

長野県社会福祉協議会の長峰夏樹総務企画部長は「新型コロナの影響で仕事と住まいを同時に失う人もいる。
取り組みがうまくいけば今後、ほかの地域にも広げていきたい」と話していました。

01/18 06:49