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https://www.sankei.com/world/news/210216/wor2102160017-n1.html
 【ソウル=名村隆寛】韓国最高裁が三菱重工業に元挺身隊員らへの賠償を命じた判決をめぐり、同社が韓国内資産の差し押さえ命令を不服とし即時抗告していた問題で、韓国の大田(テジョン)地裁が抗告を棄却していたことが16日、分かった。

 三菱重工の商標権や特許権は原告側により差し押さえられており、三菱重工側は昨年12月に即時抗告した。地裁は、債権が日韓請求権協定の対象にならないとした韓国最高裁判決を根拠に挙げた。

 地裁は今月9日、特許権に関する一部の即時抗告を棄却し、10日に棄却決定書を三菱重工に発送した。地裁では資産売却命令に向けた手続きを進めるとみられる。