■高(中)卒で就職することの問題点って何ーー


高卒で企業に就職することの本質的な問題は、管理部門、営業部門、技術開発部門など
ホワイトカラーの職に就くことが難しくまず無理だという問題です。
もし、あなたがそのような分野で活躍する意志と能力を持っているのであれば、
一生不満を抱えて過ごす結果になりかねませんので,高卒での就職はおすすめしません。
最大偏差値69程度、全大学生の6割強を占める上下幅もあある最大ゾーン、まさにザ・大学を工作員が
Fランクと決めてレンコ李していますが、実や雇用給与状況から見てもそれは殆ど意味の無い事です。
収入面で見れば、高卒での就職が不利だとは言い切れないとも思います。高卒として最も恵まれるのは、
超大企業の製造職や技能職、いわゆる製造現場組立FABの使われ工員、ドカタで働くブルーカラー
として就職するケースです。このケースでは、中堅以下の企業に大卒で就職するよりも
生涯賃金では恵まれる事もありますし、生活も安定すると思います。
ただ、昇進は一般的に班長とか係長止まりです。いくら勤務成績が優秀でも、製造現場の課長に
なれれば良い方で、企業の経営管理部門などへの異動は例外的です。

もちろん、その企業で働く大卒はもっと高い給料をもらっていますので、そういうことを不満に感じることもあるでしょう。
このような大企業では、大卒と高卒の職場は分断されており、周りは皆高卒の人です。よって、
日常的に大卒と高卒の立場の差を意識することは少ないと思います。しかし学歴コンプのある人は短大大学院卒専門等にコンプを
持ちこじらせる人も居て、それは精神的問題となる事もあるでしょう。奨学金その他あるのですから自己啓発で解消するのが良いでしょう。

更に昨今の製造業工員は非正規がケケ中小泉の頃から奨励と言うか許可となり、労働者の40%超えが非正規やピンハネ
派遣となっています。元々製造業と言うのは景気循環や在庫調整等で工員さんやドカタ
を以前から良くクビにしていましたが、いまやそれが簡単に行われます。
一度首切りに逢ってその先新規の職場に再就職出来ても、昇進等はイチから出直し。年下の工場長
班長の下で働く事になるのです。 それをよしとすか否かは当人の器の広さや鈍さの問題となり
多分に宗教的要素を帯びて来ます。要するに上手く行かない人も少なく無いと言う事です

工場以下のドカタでもでもそれはほぼ同じです。 ただ中卒の場合、ドカタ建設業や職人でっち修行など早めに腰を据えて
取り組むので、高卒より成功し易いと言う状況は見られます。