トヨタの仏合弁、パリで水素タクシー1万台目指す−24年五輪までに 2021年1月20日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-19/QN6NF8DWLU6T01
トヨタ自動車とフランスの産業ガス会社エア・リキードなどが出資する仏合弁会社は、パリのタクシー運転手を対象に水素を燃料とする燃料電池車(FCV)への乗り換えを後押しする。パリで夏季オリンピックが開かれる2024年までに、1万台を導入させたい考えだ。

合弁会社ハイセットコーは19日、計画実現に向けて8000万ユーロ(約100億円)を調達したと発表した。五輪が開催される2024年夏、パリではすでにディーゼル車が禁止されている予定で、続いて30年にはガソリン車も禁止される。

発表文によると、ハイセットコーは調達した資金をパリのタクシー運営会社スロタ・グループの買収に充てた。スロタのタクシーのうちディーゼルエンジン車600台全て、または大半を年内にトヨタのFCV「ミライ」に交換するという。

どこにそんなにFCVがあるのかと思ったら

トヨタの燃料電池車MIRAI「東京五輪カー」1台740万円が400台“雨ざらし”放置 2020.12.03
https://smart-flash.jp/sociopolitics/123825
「愛知県豊田市の本社近くの駐車場に、“東京五輪カー” 仕様の『MIRAI』が、雨ざらしになっているそうなんです」

そう話すのは、トヨタ自動車関連企業のある社員だ。11月下旬、本誌が件の場所を訪ねると、ボディに東京五輪・パラリンピックのエンブレムが塗装された、400台にものぼるMIRAIが、薄汚れたまま放置されていた。