2021/02/23 22:11

 23日午前11時50分頃、千葉県九十九里町片貝漁港の南東約25キロの海上で、遊漁船「第三正一丸」(15トン)と貨物船「旭丸」(499トン)が衝突した。第三正一丸に乗っていた八千代市の男性(62)が腰の骨を折り重傷、神奈川県などから来た33〜71歳の釣り客3人と船長(57)、乗組員(55)の計5人が打撲などのけがを負った。

 銚子海上保安部によると、第三正一丸は乗客・乗員計14人。同船は釣りを終え帰港途中、旭丸の右舷側と衝突し、船首を損傷した。旭丸は当時、千葉港を出て釧路港に向け北上していた。自力航行は可能で、乗組員5人にけがはなかった。

 国の運輸安全委員会は、原因調査のため、船舶事故調査官2人の派遣を決めた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210223-OYT1T50180/