統一は来年
茂木外相と面会できない新任韓国大使、日本政府側が異例の「冷遇」…事実上の対抗措置
読売2021/03/08 07:37
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210307-OYT1T50148/

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韓国の新駐日大使 姜昌一氏

 韓国の姜昌一カンチャンイル駐日大使が1月に着任して以来、茂木外相との面会を果たせないままでいる。異例の事態は、日韓関係の冷え込みが影響しているとみられる。

 姜氏は東大大学院で博士号を取り、国会議員時代に韓日議員連盟会長を務めた「知日派」だ。1月22日に来日すると、新型コロナウイルス対策として2週間の隔離措置を経て、2月12日から大使としての活動を始めた。日韓外交筋によれば、姜氏は茂木氏との面会希望を日本政府に伝えているという。

 一方、日本政府は慰安婦問題や元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題で、韓国側が受け入れ可能な解決策を示すまでは面会に応じない構えだ。姜氏への厳しい対応は「問題解決に動こうとしない韓国への事実上の対抗措置」(政府関係者)とされる。

 日本の外相が各国の新任大使と面会するのは、儀礼的な意味だけではない。面会のタイミングは「両国関係を測る尺度」(外務省幹部)とされる。

 歴代の駐日韓国大使は、着任直後に外相のもとを訪れてきた。姜氏の前任の南官杓ナムグァンピョ氏は着任4日後に当時の河野外相と面会した。2代前の李洙勲イスフン氏も14日後に河野氏と面会している。

 なお、2月9日、韓国の外相に就いた鄭義溶チョンウィヨン氏と茂木氏の電話会談も実現していない。

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資料写真
皇室国事の「信任状捧呈式」
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https://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/shinninjo/basha.html
資料動画
令和初の「信任状捧呈式」 着任大使が馬車で皇居へ
テレ朝[2019/05/16 17:20]
https://www.youtube.com/watch?v=4Uru7zNq0v8
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000154689.html

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首相や外相、過去に「日王」発言の駐日韓国大使との面会見送りへ
産経2021.1.20 09:57
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210120/mca2101200957007-n1.htm

https://www.sankeibiz.jp/images/news/210120/mca2101200957007-p1.jpg
菅義偉首相

 政府は、近く日本に赴任する姜昌一(カン・チャンイル)駐日韓国大使について、菅義偉(すが・よしひで)首相や茂木敏充外相らとの面会を当面見送る方向で検討に入った。いわゆる徴用工訴訟に加え、日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた韓国地裁判決が出るなど、韓国側の国際法違反が続いていることに伴う措置。政府関係者が19日、明らかにした。

 姜氏は22日にも来日する予定で、信任状を天皇陛下に奉呈すれば国内での外交活動が可能になる。信任状奉呈までは政府要人らとの面会は控えるのが慣例だが、令和元年5月に赴任した南官杓(ナム・グァンピョ)前韓国大使が奉呈前に河野太郎外相(当時)に着任のあいさつをするなど例外もある。

 政府は姜氏について、信任状奉呈の前後にかかわらず、韓国側の前向きな対応などがない限り首相や茂木氏らとの面会を見送る方針。今月16日に韓国に帰国した南氏に関しても、首相や茂木氏は離任の面会を受けなかった。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は年頭会見で日韓関係の改善に意欲を示したが、茂木氏は19日の記者会見で「問題を解決したいという姿勢の表明だけで評価を行うことは難しい」と突き放し、あくまで具体的行動を求めた。

 姜氏は天皇陛下について格下げの表現である「日王」と発言した経緯もあり、日本の保守層から反発を招いている。自民党からは大使として承認する「アグレマン」の撤回を求める声も上がっている。

 政府は、相星孝一次期駐韓大使の赴任を遅らせることも検討している。