※KHB東日本放送

宮城県内では新型コロナウイルスの再拡大が加速しています。11日から17日までの1週間に確認された感染者は402人です。

KHBのまとめで、人口10万人当たりでみると宮城は17.43人で東京の15.03人を上回り全国で最も多くなります。

そして、県内の感染者の推移を表したグラフでは急激にリバウンドしているのが分かります。

17日は107人と第3波のピークに迫る数です。仙台市の飲食店などへの時短要請で一旦減少したものの、2月23日の「GoToイート」再開からおよそ3週間で急増したことが分かります。

また2月に時短要請が解除となった後、夜の人出は仙台駅西口で36.2%の増加、青葉区国分町の周辺でも12.6%増加したことが分かりました。

「GoToイート」の再開、そして時短要請の解除が感染のリバウンドにつながったのでしょうか。

厚生労働省クラスター対策班で東北大学の小坂健教授に話を伺いました。

小坂健教授「どの程度影響があるかはなかなかいうのは難しいんですが、やっぱりこの感染症はマスクを外して喋ったりするときに感染するわけです。(飲食店などで)気を付けて食べる分には問題ないんですがやっぱり人間弱いのでお酒を飲んじゃったりしてマスクを外して大声でしゃべるとかそういう事態があるんじゃないか。あるいはそういう話があるというのは具体的に聞いています。いろんな要因が考えられるんですが、時期的に一致しているので「GoToイート」のようなプロモーションが関係しているという可能性はあると思っています」。

上野比呂企アナ「一方で、2月に時短営業要請が解除になった後に仙台駅周辺では人出が4割増えたというデータもありますが、先生はどのように見ていらっしゃいますか」。

小坂健教授「みんなコロナ疲れしてきているし気を付けている人はもうずっと気を付けているんですね。ただやっぱり(時短要請の)解除によってもう大丈夫だというふうに思っている人は中にはいるかもしれないですね。そういうような影響が徐々に出てきていて」。

上野アナ「例えば時短営業をもう1回要請するとかそういったことをお願いしてもおかしくはない状況にもうなっているという認識?」

小坂健教授「全くそうです。もう早急に対策を出して、このままだと何か積極的に対策をとらないとなかなか減らすことはできないと思います。それから対策をとっても1週間から3週間くらい(効果が)見えてくるのに時間がかかるわけですね。そういう意味では対策は早くやると」。

3/17(水) 20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/04ed9f202f30f8218fe627aa74caac1e15b46fef

【速報】宮城県で107人が感染 過去最多 初の3桁に 3月17日 [ばーど★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1615968177/