Y!ニュース/MBS NEWS(4/26 月 18:05)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d94850390e11235178d84d151ff172b2ca95847

 大阪の郵便局で働く職員が身体的な理由からマスクを着けられないことをきっかけに上司からパワハラを受けたとして、会社や当時の上司を相手取り提訴しました。

 訴えを起こしたのは日本郵便・豊中郵便局で勤務する米倉諒太さん(33)です。訴状などによりますと、米倉さんは去年4月ごろ、「ぜんそくやアレルギーなどで息苦しいため仕事中マスクが着けられない」と訴えたにもかかわらず、当時の上司から着用を迫られたということです。

 米倉さんが拒否すると、「退職届を出せ」などと暴言を吐かれるなどして、3か月間の休職を余儀なくされるなどしたということです。米倉さんは会社と当時の上司2人に対して慰謝料など約330万円を求めて提訴しました。

 (訴えを起こした米倉諒太さん)
 「謝罪もせず責任も取らなかったことに対して抗議のための提訴です」

 日本郵便は「訴状が届いていないためコメントは差し控えます」としています。