https://news.yahoo.co.jp/articles/8490f9f12a8a17b04aee97c513a47400502fd18a?seika2020

ギネス・ワールド・レコーズ社から「存命中の世界最高齢」に認定された福岡市東区の118歳、
田中カ子(かね)さんが、東京オリンピックの聖火ランナーを辞退することが判明した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて親族が決めたもので、27日にも大会組織委員会に伝える。

川崎市に住むひ孫の田中純子さん(24)らによると、カ子さんは5月11日、福岡県志免町での聖火リレーに車いすで参加。
親族が押してランナーを務める予定だった。カ子さんは食欲もあり元気だが、県内で新型コロナの感染が再び拡大し、
暮らしている高齢者施設では参加後2週間は隔離が必要となることなどから断念を決めたという。
純子さんは「元気に聖火を運ぶ姿に希望を感じてほしかっただけに残念」と話した。

カ子さんは大会スポンサーの日本生命からランナーに推薦され、親族が快諾。
参加が実現すれば過去最高齢のランナーとなる予定だった。