NHK(2021年4月27日 11時37分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10012999841000.html

アメリカ国務省は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて進めていた国民向けの渡航情報の見直しについて、日本はこれまでと同じ「渡航の再検討を求める」に据え置いたことを明らかにしました。

アメリカ国務省は今月20日以降、国民向けに出している各国への渡航の安全度を示した情報の見直しを進めています。

日本について国務省は26日、これまでと同じ4段階で2番目に厳しい「渡航の再検討を求める」に据え置いたことを明らかにしました。

今回の決定について国務省は「CDC=疾病対策センターの最新の基準を反映したものだ」と説明していて、航空便が利用できるかどうかや、アメリカ市民の入国制限の有無、ウイルス検査の受けやすさも考慮したとしています。

国務省は、これまでにおよそ150の国と地域を4段階で最も厳しい「渡航の中止を求める勧告」の対象にしています。