(NHKスペシャル「新型コロナ全論文解読2〜AIで迫る終息への道〜」取材班)


世界トップ研究者に聞く “終息のカギ”


今回、私たちは、世界的に注目される論文を発表しているトップクラスの研究者たちに、
「いち早い終息を導くために大切なこと」は何か聞きました。


ワクチン学のトップ研究者
マウントサイナイ医科大学 フロリアン・クラマー教授

「北半球では夏の間はウイルス拡大の勢いは弱まるので、その間にワクチン接種の遅れを取り戻す時間的猶予があります。
しかし、夏が終わるまでにできるだけ多くの人にワクチンを接種しなければ、秋には感染者数が上昇するおそれもあるでしょう」


免疫学のトップ研究者
マウントサイナイ医科大学 ミリアム・メラード博士

「問題はワクチン接種が迅速に行われていないことです。新しい変異ウイルスが出てきます。ワクチン接種と変異ウイルスの競争なのです」


イスラエルのワクチン接種主導者
テルアビブ・ソウラスキー医療センター ロニー・ガムズ教授

「多くの国々はワクチンの接種を速やかに進めることの重要性を理解できていません。まさにスピード勝負なのです」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10012993701000.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/K10012993701_2104231825_2104262307_01_17.jpg