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厚労省、引き続き注視

厚生労働省は28日、全国の公園や河川敷で生活するホームレスの人は1月時点で3824人だったと発表した。前年同月から168人減少し、2003年の調査開始後、最も少なかった。担当者は「ここ数年では減少幅が小さい」とするが、新型コロナウイルス禍で雇用情勢は悪化しており、同省は住まいを失う人が増えないかどうか引き続き注視する。

 調査は、市区町村の担当者が公園や河川敷、駅などを巡回し目視で確認した。その場にいなかった人は含まれないため、実際にはさらに多い可能性がある。

 男性3510人、女性197人、性別を確認できなかった人が117人だった。