※読売新聞

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3度目の緊急事態宣言が東京都内に発令される中で迎えた大型連休。観光名所の浅草(東京都台東区)では29日、多くの土産物店などが休業中の仲見世通りを散策する若者らの姿が見られた。一方、西多摩地域では行楽客の流入を防ぐためとして、公営の駐車場や観光施設が相次いで閉鎖されている。

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休業の波は都西部にも広がる。奥多摩湖などの観光地を抱える奥多摩町は5月9日までの間、ダムサイトのほか、バーベキューが行われる河原近くの駐車場を閉鎖する。担当者は「ワクチン接種も控え、医療機関に負荷をこれ以上かけられない」と話す。町内の「日原鍾乳洞」や「日原渓流釣場」、「日原森林館」などの観光施設も休業に入った。

あきる野市は秋川渓谷沿いの駐車場を閉鎖するとともに、市営のバーベキュー施設3か所も臨時休業している。檜原村も観光スポットにある駐車場などを閉鎖している。青梅市ではハイキングコース入り口にある「永山公園」など主な公園の駐車場を閉めている。

2021/04/30 06:44
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210430-OYT1T50021/