>>23 くんからレスを貰ったんでなんか書こうかと思ったが
中江兆民なんて単語が出て来たんで久しぶりに宣伝するが、
岩波文庫が手に入りやすくて現代文が読みやすいのかなあ。

中江兆民先生の『三酔人経綸問答』、明治20年の著作ですが
これね、2ちょんねるのある程度ディープな+民、
ってかネットでウヨサヨ語るのが好きな床屋政談家諸君は
全員読むべきだと思います。あんまりここまで褒めないけど。

何が書いてあるかっていうと三人の酔っぱらい。
主人公の南海先生の前に、理想主義者のイシキタカイ「洋楽紳士」くんと
現実主義者のバンカラな「東洋豪傑」くんが論じ合うって体裁なんだけど。
これねえ、平和主義者のパヨクと好戦主義者のネトウヨ、
まさにそのものが、本当にガチでパヨクとネトウヨの論争になってるから。

つまりねえ、我々2ちょんねらが毎日ネットの掲示板でやってる政論
これはね、昔の日本人もやってたんだよ。繰り返すが明治20年の本だからねこれ。
出羽守とかお花畑平和主義者とか、そう思うようなこと言って突っ込まれてるしねえ。
いやあ、これはね、機会があればねらー諸君も今一度注目すべきだ。
本当に、本当にね、パヨクとネトウヨだからw 変わらないんだよ、そういうのwww

そして南海先生が最後そうなったように、
親韓左派のウリは誰もがいなくなった後も
いつだって一人で酒を飲んでいるってわけさ。
(あの寂しいラストがなんともいえず、いいw)