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https://news.yahoo.co.jp/articles/9a988838f18e25641bd2f25df96317a8104055f6

立憲民主党の本多平直衆院議員(56)の“14歳と性交発言”を巡る炎上は収まる気配がない。本多氏は8日
、国会内で発言を謝罪・撤回したが、ふてぶてしい態度に「何様?」「議員辞職しろ」と非難ごうごう。立民の
枝野幸男代表(57)の秘書上がりで、党内ではやりたい放題だった。それにしても、なぜ炎上すると分かりき
っている発言をしてしまったのか。その背景には“世代ギャップ”がありそうだ。
 本多氏の“性交発言”問題は今月4日、産経新聞が立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(
WT)で、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したらたとえ同意があっても捕まることになる。それはおか
しい」と50代の衆院議員が発言していたと報じたのが発端だった。
 すぐに発言主探しが始まったが、立民の福山哲郎幹事長(59)は「本人が言い過ぎたと撤回しているので、
それでいいのではないか」と発言者を明らかにすることなく、収束させようとした。
 ところが、7日に朝日新聞が本多氏の発言だったと特定。本多氏は謝罪コメントを発表すると同時に福山氏は
厳重注意したと発表。8日の本会議後に報道陣に囲まれた本多氏は「本当にご迷惑をお掛けし、傷つけた方にお
わびして、謝罪をしたい。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げただけだった。
 本多氏は北海道大卒で、松下政経塾を経て、新党さきがけに入党。約10年にわたって、枝野氏の秘書を務め
、2004年に繰り上げ当選で衆院議員となっていた。同党の西村智奈美衆院議員(54)と結婚している。
 永田町関係者は「枝野氏の威光を利用し、態度がデカければ、声もデカい、口汚いヤジ将軍で有名でした。民
主党政権時は重用され、野田政権では首相補佐官、その後、経産相だった枝野氏の下で政務官も務めていたが、
有権者受けは悪く、選挙は弱かった」と話す。
 与党議員が問題を起こした際は「責任を取れ」「辞職しろ」と舌鋒鋭く迫ってきた本多氏だが、いざ自分の問
題になると、福山氏が当初、もみ消しを図ろうとしたように身内にはとことん甘い“民主党体質”を露呈したと
もいえる。
 それにしても、本多氏はどうしてこんな問題発言をしたのか。例え話にしては具体性があって気持ち悪い。こ
の発言にはジェネレーションギャップも関係しているという見方がある。
 未成年のわいせつ事情に詳しい風俗ライターは「本多氏は56歳ですから、自分が若かったころは、今ほど大
人と未成年との性交が厳しくなかったという記憶があるのではないでしょうか。1999年に児童買春・児童ポ
ルノ禁止法ができたこと(施行)を境にして世代間で考え方の違いがあるのです」と推測した。
 90年代の半ばにあたる96年に「援助交際」という言葉が流行語になった。派手な女子高生や女子中学生が
「コギャル」と呼ばれてもてはやされるなど、当時は若者の性のモラルの低さがクローズアップされる緩い時代
だった。
 援助交際などが社会問題化したことを受けて作られた児童買春・児童ポルノ禁止法は、今ではすっかり世の中
に浸透している。「若い人たちは未成年との性交はよくないことと考えますが、逆に緩かった時代を覚えている
オッサンたちは心のどこかで『別にいいじゃないか』と思ってしまうのです」(前出ライター)
 しかし、今では中学生との性行為は同意があってもダメではないのかという議論が起きるまでに変化した。そ
の時代の流れについていけない本多氏のようなオッサンがまだまだ世の中にはいるのだ。