(CNN) 米国人の70%が同性婚を法律上認めることを支持していることが、米調査会社ギャラップが先月実施した世論調査の結果によって明らかになった。
これまで同性間の結婚を巡り反対派が多かった共和党支持層の間で、同性婚に対する見解に変化が見られたことが、支持率上昇につながったという。

ギャラップによると、今回の調査結果は同社が1996年に調査を開始して以来、最も高い支持率を記録した。調査開始当時、同性婚を支持した米国人はわずか27%だった。
また、米最高裁が米国の全州で同性婚を認める判決を下した2015年から、支持率は10ポイント上昇した。

同性婚を支持すると答えた人を支持政党別に見ると、共和党支持層は55%で初めて半数を超えた。民主党支持層は83%と、支持率はここ数年ほぼ横ばい。
無党派層の支持率は73%で、ここ数年に比べやや高くなっている。

年齢層別では、若年層の84%、中年層の72%、高齢層の60%が同性婚を支持すると答え、支持率は全体的に上昇している。

https://www.cnn.co.jp/usa/35172057.html