横浜市は9日、新型コロナワクチン接種券を12〜64歳の市民に6月下旬から7月にかけて順次発送すると発表した。

まずは基礎疾患がある人と高齢者施設などの従事者向けに優先して送付する。
その後、10歳程度の年齢層別に5〜6段階に分けて1週間間隔で発送する予定だ。

企業や大学などでの接種体制が整備される状況を受け、市でも64歳以下の接種体制を整備する。

予約が殺到しないよう、接種券のみを先に送り、後日予約の時期や方法が書かれた案内を送付する。
発送数の合計は245万通。

国の積算から、基礎疾患がある人が市内に30万人、高齢者施設などの従事者は10万人いると想定しており、
優先して7月中の接種開始を目指す。

そのほかの市民の接種は8月以降を想定しているという。
個別接種や集団接種、大規模接種など接種方法の枠組みは変えないが、会場や日程などは働く現役世代が接種しやすいよう検討する。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC097W50Z00C21A6000000/