豆腐業界では全国的に、豆腐・油揚げの納入価格の値上げを、スーパーに申請・交渉する動きが広がっているもようだ。

輸入大豆の調達コストは、シカゴ大豆相場の高騰に加え、プレミアムや海上運賃も上昇しており、今後も高水準を維持する見込みだ。

国産大豆についても、2年産入札は一貫して1万円(60kg)を超える高値を付けている。

そのほかにも、食用油の段階的な値上げ、包装容器の値上がりなど、豆腐メーカーの収益を圧迫する材料がそろい、製品価格の値上げは待ったなしの事態となっている。

業界関係者によれば、「あるメーカーでは、食用油の値上げが厳しく、まずは油揚げを今年秋から値上げする意向だという。

油揚げの生産量が大きいメーカーにおいては、食用油値上げによる影響額は約1億円にものぼるとのことだ。

一部割愛 全文はリンク先へ 〈大豆油糧日報2021年6月9日付〉
https://www.ssnp.co.jp/news/soy/2021/06/2021-0609-1100-14.html
https://www.ssnp.co.jp/news/soy/2021/06/images/181227tofu1.jpg