「パワハラ受け休職」職員が水上村長に損害賠償提訴
(くまもと県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20210610/5000012505.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

水上村の中嶽弘継村長から暴言などのパワハラを受け、休職を余儀なくされたとして、
53歳の男性職員が村長と村に対し、およそ525万円の損害賠償を求める訴えを
熊本地方裁判所人吉支部に起こしました。

訴えを起こしたのは、水上村の53歳の男性職員です。
訴状によりますと、男性職員は中嶽村長の運転手をしていた平成28年6月から去年3月にかけ、
車内でマスクを着けていた際に「お前がマスクしていることがわからん」、
「懲戒にする」などと脅されたほか、長時間トイレに行かせてもらえず「膀胱がおかしいのか」などと
人格を否定するような発言をされたと訴えています。

また、村民に対し、深々と頭をさげてあいさつするよう強要され、
従わないと「責任をどうとるか」などと叱責されたとしています。

そのうえで男性職員は一連のパワハラを受けた結果、うつ病と診断され、
休職を余儀なくされたとして、中嶽村長と村に対し、およそ525万円の損害賠償を求めています。

これについて中嶽村長は「指摘されているようなパワハラを行ったという認識はないが、
誤解を招くような言動があれば、改めるのはやぶさかではない。
裁判のなかで事実関係を明らかにしていく」とコメントしています。

男性職員は会見を開き「パワハラによる被害者がこれ以上出ないよう
事実を知ってほしいという思いで訴えた」と述べ、村長がパワハラを行った認識はないと
説明していることについては「自治体の長である人物が、そのように言うのはつらく悲しい」と話していました。

06/10 17:42