福井県小浜市の公立小浜病院の薬草園で、「キョウオウ(姜黄)」が薄ピンク色の花びらのように見える苞(ほう)を付けている。同園の管理アドバイザーを務める渡辺斉さん(73)=日本植物園協会元副会長=は「本州では一生に一度見られるかどうかぐらい珍しい」と驚いている。

 キョウオウはショウガ科ウコン属の植物。インド原産で、根茎の部分を乾燥させ、粉末状にすることで漢方薬として使われる。春に咲くウコンであることから春ウコンとも呼ばれ、日本には1844年に伝わったとされる。渡辺さんによると「東南アジアなど気温が高い地域でしか花が咲かない。自分も京都の薬草園に40年ほど務めたが、2回ほどしか見たことがない」と話す。

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2021年6月10日 7時00分