【ワシントン=田島大志】米国のバイデン政権は東京五輪への高官派遣について大詰めの検討に入った。政権内では、開会式にジル大統領夫人を出席させる案が浮上している。

 バイデン大統領は12日、英国で菅首相に万全の新型コロナウイルス感染対策を施した上での開催を支持する考えを示し、「五輪精神の伝統の中で戦う選手団を誇りに思う」と伝えた。歴代大統領には開会式で米国代表団の団長を務めた例もある。バイデン氏の出席は見送られる方向だ。
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https://www.yomiuri.co.jp/world/20210621-OYT1T50210/