大阪大の審良静男教授らは、ウイルスなどの外敵から体を守る免疫機能の働き具合を制御しているたんぱく質を突き止めた。特定の遺伝子を欠損させたマウスを使った実験で明らかにした。関節リウマチなど免疫異常でおきる病気の解明やがんの新しい治療法の開発などに役立つとみている。

研究成果は米科学誌「セル(電子版)」に24日掲載された。

審良教授らはリンパ球の一種で免疫が活性化したときに働くT細胞にあるたんぱく質「Regnase-1」に注目。遺伝子操作でこのたんぱく質を持たないマウスを作製したところ、リンパ節が大きく腫れるなど免疫異常の状態になった。機能を詳しく調べると、T細胞が働きすぎないようにブレーキをかける役目を担っていた。

このたんぱく質の働きを制御できるようになれば、免疫を活性化してがん細胞を攻撃する治療の実現につながるかもしれないという。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2400L_U3A520C1CR0000/

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▼大阪大学 日本医療研究開発機構
76種類のスパイクタンパク質に対する抗体を解析したところ、スパイクタンパク質へのACE2の結合を阻害するRBDに対する抗体ばかりでなく、ACE2の結合性を増加させる抗体がNTDに対する抗体の中に存在することが判明した(以下感染増強抗体)
抗体はウイルス感染防御に重要な機能を担う一方で、ウイルスに対する抗体によって感染が増悪する現象が知られており、その現象は抗体依存性感染増強(ADE)と言われている。
https://www.amed.go.jp/news/release_20210525-02.html

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