2年ぶり実施の学力テスト結果、休校期間の長さと成績に「相関なし」
8/31(火) 17:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9eedf4dc3426931a1a98fa5657663a2f6cdca0

 文部科学省は31日、小学6年と中学3年を対象に5月に実施した「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で2年ぶりの実施だったが、同省は休校による学力への影響について、「全体ではなかった」と結論付けた。

 2年ぶり13回目の実施となった全国学力テストでは、国公私立小中学校の計約194万人が国語と算数・数学の2教科を受けた。

 同省では休校による成績への影響をみるため、休校期間の長さを10日ごとに区切り、期間ごとの児童生徒の成績(平均正答率)を分析した。その結果、同省は「全体として相関がなかった」とした。

 一方、小中学生へのアンケートでは、過半数が休校中の勉強に不安を感じたと回答。また、中学生の過半数が「計画的に学習を続けること」に課題があったとした。