米イリノイ大学の研究で、COVID-19の症状を起こす従来型のウイルス株に感染し、
産生された抗体は従来型のウイルス対して耐性反応を示すが、この抗体は新しい変異株に対しては有効性を持たないことが明らかになった。

イリノイ大学は、ヒトの細胞の受容体に結合して感染を起こすSタンパク質に対する抗体の産生を分析したところ、
従来型の抗体には、変異株に特徴的なSタンパク質に結合する性質がないと結論づけた。

イリノイ大学は今回の結論について、ワクチンの有効性を維持し、
コロナウイルスに対する免疫力を維持するブースターを開発する上で重要な意味を持つと捉えている。
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202109228702881/