(>103つづき)

んで、本件だけどね。
海中からローマ時代のゼニが出てきたと。
ローマとコインと水中といえばヘボン女史主演の映画でお馴染み
トレビの泉なんて有名ですけどねw
まさかそんな理由でイスパニア沖にコインを沈めたわけではない。

>硬貨は地元の裕福な地主が、蛮族から守ろうとして隠した可能性が高い。
>ローマ帝国西部では当時、蛮族による侵入と略奪が起きていた。
とあって
>声明によると、アラン族やスエビ族、バンダル族が西ローマ帝国末期に
>この地方を侵略し、イベリア半島におけるローマ人の政権は409年に終わりを迎えた。
ってあるけどさ、蛮族とあってバンダル族なんてでてくるのはいいですね。

現代でもね、他人のモノ、狭義では芸術品とか美術品とか文化財をぶっ壊すのを
英語でヴァンダリズム(vandalism)っていいますが、
まさにね、記事にもある5世紀往時のヴァンダル族の
ローマ略奪のときのやらかしが語源だそうですな。
なんせゲルマンの部族でありながらローマの敵対者の故地である
アフリカ北部はカルタゴに王国こさえてそっから地中海北上して攻めてくるんだから
蛮族(まあ、ローマ史観だけどw)ってのはねえ、ガッツがあるんですなあ。

そしてまあそういうバルバロイが略奪に来るかもしれないって
そのときにゼニを隠そうと思って、海中に秘すってのはそれはそれですごいが
・・・結局は回収はできなかったんだね、タンス預金ってか海中預金はw
さもなきゃ初手から回収の見込みなく「奴らに奪われるなら」ってノリなのか
これはなんともわからない。