勉強するとカロリーを消費する仕組み

運動した後で軽い疲労感を覚えるように、勉強した後「脳が疲れた」と感じた経験はありませんか?
これは、勉強することによってカロリーを消費しているためです。
暗記や計算などで頭を使うと、カロリーを消費します。

ここではカロリー消費の仕組みを解説します。

頭を使って勉強できるのは、脳がカロリーを消費しているから
長時間の勉強を終えて「脳が疲れた」という感覚になるのは、
脳がカロリーを消費している証拠です。勉強中は、脳を使うことでカロリーが消費されます。

人間は、1日に約2,000キロカロリーを消費します。
このうち脳を使うことによって消費されるのは約2割の、400キロカロリーほどです。

厚生労働省によると、体重60sの人が普通の速さで約2時間14分歩いた場合の消費カロリーが約400キロカロリーとされています。
それほどに、脳はカロリーを消費していることがわかります。

脳のエネルギー源はブドウ糖

脳が正常に動くためには、ブドウ糖が必要です。
ブドウ糖は赤血球や腎臓を動かすためにも使われますが、
とりわけ脳は多くのブドウ糖をエネルギーに変えて動いています。

1時間の勉強で、約100kcalのカロリーが消費される

消費されるカロリーは体重や性別、年齢によって異なりますが、

 約1時間の勉強で消費されるカロリーは約100キロカロリー。
 これはお茶碗半分程度に相当します。