2022年1月7日 11時42分

 東京都心で4年ぶりに10センチに達した積雪から一夜明けた7日、首都圏では朝から晴天となったが、各所で今季一番の冷え込みとなった。道路や鉄道、航空の一部にも影響が出た。歩道に雪が残るなか、足元に気をつけながら、職場や用事に向かう人たちの姿もみられた。

 東京都内を走る首都高速中央環状線の内回りでは、6日夜から、多くの車が立ち往生した。

 江北ジャンクション(JCT、足立区)―板橋JCT(板橋区)間の約6キロでは10時間以上動けなくなり、運転手や同乗者が車中で一夜を過ごした。レッカー車に引かれるなどして、車が付近のインターチェンジから少しずつ一般道に降り始め、7日午前7時45分ごろに立ち往生は解消し、通行止めは解除された。

 警視庁や首都高速道路会社によると、立ち往生は先頭の車が動けなくなるなどして始まった。同社の職員が水や食料、簡易トイレを配って対応したという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ173HW8Q17UTIL003.html