2月5日に開幕予定だった「さっぽろ雪まつり」の実行委員会は18日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、札幌市中央区の大通公園での雪像設置を中止する方針を固めた。別の場所に雪像を作り、5日から28日までオンラインで配信する見通しだ。感染予防のため、規模を縮小するなどして開催する計画だったが、感染力が強いとされる新変異株「オミクロン株」の流行を受け、より徹底した対策が必要と判断した。

 雪まつりは昨年、新型コロナの影響で1950年の第1回以来、初めて事実上中止した。今年は当初、2月5〜12日、2年ぶりに札幌市中央区の大通公園に雪像を作る形で開催する予定だった。

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