ワカサギ釣りの親子3人CO中毒か 病院に搬送 盛岡市

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20220123/6040013241.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

23日朝、盛岡市の岩洞湖で、テントを張ってワカサギ釣りをしていた小学生の子ども2人と母親が、
一酸化炭素中毒とみられる症状を訴えて病院に搬送されました。
岩洞湖では去年、釣り客が一酸化炭素中毒で死亡する事故が起きていて、
地元漁協などが注意を呼びかけています。

23日午前8時すぎ、盛岡市薮川の岩洞湖で、テントを張ってワカサギ釣りをしていた
小学生の女の子2人と、母親の具合が悪くなったと消防に通報がありました。
ドクターヘリなどが出動し、3人とも病院に運ばれましたが、警察によりますと、
全員意識はあり、命に別状はないということです。

警察によりますと、3人は家族4人でワカサギ釣りに来ていて、
防寒のため、テントの中でガスヒーターを使っていたということです。
この際、テントを閉め切っていたとみられ、警察は換気が不十分だったために一
酸化炭素中毒を起こしたとみています。

岩洞湖では去年3月、釣り客がテントの中でバーナーをたいて、一酸化炭素中毒で
死亡する事故が起きたほか、22日も男性が救急搬送されていて、警察や地元漁協は、
テントの中で暖房を使う場合は、こまめに換気をするよう呼びかけています。

岩洞湖漁業協同組合の佐々木逸人監視長は「テントを使う場合は、入り口などを開けて
締め切った状態にならないよう、常に換気を意識しながら釣りをしてほしい」と話しています。

01/23 16:11