小学4年生の女の子に声をかけ、誘拐しようとして逮捕された警察官の男。女の子の情報を得るために悪用したとみられるのが、
本来、住民を守るためにある巡回連絡カードだった。
未成年誘拐未遂の疑いで逮捕された、群馬県警渋川署の巡査・秋山暢大(のぶひろ)容疑者(24)。
1月15日、秋山容疑者は、群馬・吉岡町で、帰宅途中の小学4年生の女子児童を誘拐しようとした疑いが持たれている。
事件当日の午後4時すぎ、友達と2人で歩いていた女子児童。
父親の知人を装い、「パパが交通事故に遭って病院に運ばれた。すぐに来てくれない」などと話した。
この時、秋山容疑者は、親近感を出すためか、女子児童の下の名前で呼びかけ、さらに、父親の下の名前も告げたという。
しかし、女子児童は拒んで、自宅に逃げたため、危害が及ぶことはなかった。